保育園や幼稚園のうちから、勉強をするというと、小学校受験をする予定もないし、正直、小学校で習うから今無理に勉強させる必要はないんじゃないか…と思うママもいるかもしれません。
たしかに、いずれ小学校で無償で習うことができる内容を、事前にお金を出して学ぶ必要はあるのでしょうか。
無理に子供に勉強をさせるよりも、思う存分遊んだほうが子供たちも楽しいのではないでしょうか。
私も以前は、1度子供の幼児教育に挫折して、いずれ小学校で習うから後回しでいいや…と考えていました。
フルタイム勤務で、日々の仕事と育児でいっぱいいっぱいだったのもあります。
けれど、改めて真剣に子供の学習に取り組み始めて、改めて自分の考えが間違っていたことを実感しました。
学習を始めてから、子供の様子が目に見えて変わってきたからです。
では、何がどう変わってきたのか。
子供にどんなメリットがあるのか。
詳しくお話していきましょう。
- 幼児への学習の必要性がわかる
- 勉強することによるメリットがわかる
結論から言うと、勉強は未就学児にとって必要であり、ぜひ取り入れておきたいものです。
なぜなら、学習をすることにより、小学校の入学準備はもちろん、
- 子供の自己肯定感を育む
- 子供にとって学びは楽しいこと
- 正しい教材選びで親子関係が良好になる
という、メリットがあるからです。
なので、今回は未就学児が学習することによるメリットについて、順に説明していきましょう。
幼児学習をすることで得られるメリット

小学校の入学準備のためだけに、学習を始めるという人も少なくありません。
もちろん、それも間違いではありません。
小学校に入学する前に勉強の習慣を身に着けたり、学習内容を先取りすることは、新しい環境に飛び込む子供たちにとって、素晴らしい助けになります。
けれど、子供の学習で得られるメリットは、小学校入学準備以上のものがあります。
それでは順に確認していきましょう。
子共の自己肯定感を育む
勉強で子供の自己肯定感を高めることができます。
自己肯定感とは、ありのままの自分を受け入れたり、自分に価値があると感じることで、近年育児においても話題になっていますね。
子供の自己肯定感は、大人の接し方や、子供が得意なことをどんどん伸ばすことによって高めることもできます。
けれど、子供が夢中になる得意なことを探すより勉強のほうが、もっと手軽に自己肯定感を高めることができます。
勉強は正しい方法ですれば、やった分だけ成果が出ます。
テストや成績などで、頑張った成果がわかりやすく返ってくるので、子供の自信につながりやすいのです。
また、日本ではキャリアやエリート志向は衰退してきたものの、いまだに学歴主義の国です。
高い点数や、いい成績だと、学校でも認めれらやすく、自己肯定感も高くなります。

もちろん、勉強や学歴がすべてではないけれど、自己肯定感を高めるという点においては手軽に取り入れることができるね。
子供にとって学びは楽しいこと
大人になると、忘れてしまいがちですが、本来、子供にとって学びとは楽しいことです。
『勉強』と聞くと、なんだか堅苦しく、辛いものというイメージがあり、小学校や中学校で、『宿題だ!』『課題だ!』とせっつかれていた頃の嫌な記憶がよみがえる方もいるかもしれません。
私も勉強と聞くと、なんだか義務のイメージがして、子供に押し付けるのはイヤだな…と感じていました。
けれど、勉強といっても、学校で習うような『国語』『算数』『理科』『社会』…ばかりではありません。
絵本を読むことも立派な学習ですし、教材によっては、英語に重きを置いていたり、学校で習わないような内容を取り扱っているものもあります。
学びは、子供の興味を刺激し、新しい世界を知ることにつながります。
子供にとって、新しい世界を知ることは、ワクワクすることです。
大人にとっては当たり前のことも、子供にとってはとても楽しいことになるのです。
ただし、それは適切な教材選びをした場合に限ります。
大人の都合(予算や時間)で選んだ教材で、子供がワクワクしなかった場合、新しい世界を広げるどころか、勉強への苦手意識が身についてしまうこともあります。

僕がイヤだと感じた時は、無理に押し付けないでね…
正しい教材選びで親子関係が良好になる
意外かもしれませんが、子供の勉強で親子関係が良好になります。
これは、私が感じた一番大きな変化です。
ただし、それは親子に合った教材を選べた場合に限ります。
私は以前、価格だけを重視した教材を使っていました。
結局私たち親子に合わず、お互いイライラ、ギスギスし、いつのまにかやらなくなってしまいました。
けれど、再び勉強に取り組んだとき、親子に合った教材を選ぶことにより、親子関係がガラッと変わってきたのです。
そのころ、自己主張やわがままが絶えなかった子供が落ち着いたり、勉強が進むことによる喜びをこちらに報告して来たり…
今まで気にもしなかったことに疑問を抱き質問してくるようにもなりました。
私の勝手な推測ですが、その時、私の子供は自分を持て余していたのかもしれません。
ぱっと見は、ままごとや工作をしたり、テレビを楽しんでいるように見えましたが、何か物足りないと感じていたのではないでしょうか。
『学習』という新しい世界に足を踏み入れることにより、子供の心が満たされ、普段の行動に変化が現れたのだと感じています。

勉強で親子関係がよくなるなんて、意外な発見よね!
【まとめ】幼児期に勉強はぜひ始めたい!

勉強は、将来いい大学を目指す人や、お金持ちの人がすることのように思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
私や夫は高給取りではないし、子供にいい大学を目指してほしいなんて考えていません。
それでも、幼児期に学習することの必要性を感じ、実際に取り組んでよかったと思っています。
改めて、幼児のうちに勉強をするメリットについておさらいしましょう。
- 子供の自己肯定感を育む
- 子供にとって学びは楽しいこと
- 正しい教材選びで親子関係が良好になる
小学校入学準備…と一言では片付けられないほど、学習による効果は絶大です。
私は特に、自己主張やわがままがひどくなった時期に、勉強によって子供が落ち着き親子関係が改善されたことが一番の驚きでした。
勉強が子供の行動に直接結びつくとは考えてもみなかったからです。
けれど、これらの恩恵をすべて受けるには、適切な教材選びが欠かせません。
適切な教材とは、親にも子供にも合った教材のことです。
最初のころの私のように親都合で選んでも失敗してしまいますし、子供のことだけを選んでも正直親が続かない教材は沢山あります。
私も様々な教材のお試しをしましたが、子供が楽しそうでも、自分が継続できない…と感じたものが沢山ありました。
なので、教材選びについても>>共働きでも幼児教育は可能?継続のコツと、フルタイムワーママのスケジュールを公開!でまとめているので、興味がある方は参考にしてください。
結局私はフルタイム勤務で、帰宅後食事を作っている間に子供に勉強してもらうために、タブレット教材という道を選びました。
学習中につきっきりでなくていいという人は、>>幼児向けタブレット学習5教材を徹底比較!あなたにピッタリなものは?でぴったりなものを探してみてください。
親子に合う教材選びは、正直に言うと少し面倒です。
けれど、楽しそうに学ぶ子供の姿をみて、しっかりと選んでよかったなと、感じられることでしょう。
あなたもぜひ、学習を通して、新しい世界に触れてキラキラと輝く子供を自分の目で確認してください。