天神というタブレット教材をご存じでしょうか。
もともと幼児から高校生までが学習できるパソコン教材なのですが、2020年の8月から新たに幼児向けにタブレット教材がリリースしました。
しかも天神は、最近話題のモンテッソーリ教育を取り入れている唯一のタブレット教材です。
モンテッソーリ教育といえば、日本では将棋の藤井聡太棋士が幼少期に取り組んでいた教育法で一気に知名度が上がりましたが、実は、マイクロソフトのビル・ゲイツやFacebookのマーク・ザッカーバーグなど、数々の天才と呼ばれていた人たちが受けていた教育法です。
今回は、その最新教材、天神を使ってみてどうだったかをまとめていきます。
- 最新タブレット教材、天神の使用感がわかる
- 天神のイマイチポイントがわかる
- 天神のおすすめポイントがわかる
- どんな人に天神がオススメかがわかる
この天神のタブレット教材は、資料請求をした人限定で4日間の無料お試しをすることができます。
しかも、タブレット教材では珍しく、送料・手数料が全くいらず、完全無料でお試しができる唯一の教材です。
まず、タブレット教材がどんなものかを気軽に試したい人も自己負担0円で体験ができるので、しっかりチェックしておきましょう。
とりあえず資料請求と無料お試しをしたい人はこちら!
天神のタブレット版を使ってみた!

そもそも天神は、通信講座系の比較サイトにもあまり上がってこず、レビューも少ないため、謎の多い教材ですが、2013年の日本e-Learning大賞を受賞したこともある実績のある教材です。
特に評価されているのは、公立中学校と提携して、不登校の生徒の学習をサポートしたり、発達障害の子供のための学習支援教室で多くの子供が主体的に学習するようになったという点です。

不登校の中学生が、天神で高校受験に成功したこともあるのよ!
これまではパソコン教材が主体でしたが、新しく出たタブレット教材は0歳から学習できるということで、私もさっそく資料請求をしてみました。
ちなみに、資料請求をした人しか無料体験は受けられません。
タブレットを試してみたい!という人は、必ず資料請求をしましょう。
まずは、無料体験の申し込みを
資料請求をすると、無料体験の案内が入っています。
申し込みは電話かネット申し込み。
ネットで申し込んだ後は、天神から確認の電話があるので、電話確認が完了してお試し申し込みが完了します。
お試しできるのは、教材が届いてから4日間。
お試し期間4日目の24時にタブレットが使えなくなる仕組みです。
返送は5日目以降に届いた箱にタブレットなどを詰めて、着払い伝票で送り返すだけです。

試す期間も電話で相談できるよ!
土日にしっかり試したい…連休に…なんて要望にも応えてくれるわ。
面倒な設定いらずで、すぐに始められる
無料体験の申し込みが完了したら、指定した日にタブレットが送られてきます。
タブレットは開封したら、すぐ電源を入れて使うことができます。
他のタブレット教材は、Wi-Fi環境の設定や、タブレット側の設定が最初に必要なので、届いてそのまま使い始められるのは機械が苦手なママにも安心です。

届いたときは、ソフトケースに入っています。

除菌済みタグが付いているので、安心して使い始めることができました。

タブレットのカバーは立てて学習できる仕様です。
5歳児は、興味のあるメニューをどんどんすすめられる


届いてから早速、興味を示したのは5歳の娘です。
タブレットの操作は、最初は教えないといけませんが、教えると【きょうのもくじ】(その日のメニュー)は難なくこなせます。
内容は、
- フラッシュカード
- かずカード
- 間違い探し
- なかまはずれを探す
- しるしを真似してつける
- シルエットクイズ
など、勉強というより、ちょっとしたゲームみたいな内容が多いです。
けれど、簡単なゲームに思えても、ものによっては難易度が高めで、間違い探しは大人がパッと見ても気づけないようなものが結構ありました。
もちろん、ゲーム要素だけではなく文字や数の書き取りや、レベルアップすると幼児教育なのに漢字が出てきたりします。
今まで触ってきた、小学校を見据えた教科書に沿った学習とは全く別物です。
特に娘は【読み聞かせ】に興味があったようで、【きょうのもくじ】が終わってからは、フリー学習メニューからひたすら【読み聞かせ】でお話を聞いていました。
「好きなものしかしないなら勉強の意味がない…」
「まんべんなくすべての分野を学習するべきだ…」
と、感じるかもしれませんが、天神では好きなこと突き詰めていくことを「とてもいいこと」ととらえています。
好きなことに集中し、没頭することで、それに対応する脳の部分を成長させていくそうです。
そしてその能力を獲得し終えると次のものに興味が移ることが多いのだとか…
なので、私もお試し期間中の4日間はひたすら娘の【読み聞かせ】の繰り返しを見守っていました。
驚くことに、初めて聞くお話が多かったのですが、事細かに内容を覚えて私に伝えてくれます。
改めて子供の興味の力や、好きに対する集中力に感心しました。
1歳児は、母親主導でフラッシュカードや読み聞かせが中心

小さい子は、大人が一緒にタブレットを使う必要があります。
1歳の娘の初日の【きょうのもくじ】は、
- フラッシュカード
- かずカード
- おはなし
- カーテンクイズ
と、5歳のメニューより内容は少なめ。
当然ですが、内容はただ見てるだけでできるようなものばかりです。
アニメーションに興味を示すものの、4日間での効果は不明…
娘が興味がない時は、タブレットの前から消えていくこともしばしばでした。
そもそも、フラッシュカードやかずカードにどんな意味があるんだろうと取り組んでいたのですが…
フラッシュカードやかずカードは理解するもとになる力(右脳)を育てるものだから、理解できる前の小さな子供に特に有効な学習方法だそうです。
違いや共通点を見つける力や、区分けする力が発達して、のちのち言葉を理解できるようになる時に、語彙力や記憶力を高めることにつながっていきます。
最初は反応が薄くても、繰り返していくうちに、確実に成果が出てくるということですね。
ちなみに、後日天神の方とお話しした時も、0歳~3歳のうちが特に脳によく有効な時期だと言っていました。
4日間無料体験は、資料請求から!
天神のデメリットは…?

それでは、4日間試して感じたデメリットをお伝えします。
タブレット教材は、一般的なワーク教材と違って、各教材の個性が強いのですが、その中でも特に天神は他社と違う点が多いと感じる教材でした。
他の教材と同じ感覚で挑むと『…あれ?』っとなる教材なので、しっかり確認しておきましょう。
タブレット教材としては高額
天神は一回買い切り教材で、一度購入すれば追加料金は一切かかりません。
…という甘い言葉に誘われて資料請求してみましたが、購入金額はびっくりするほど高額!
な、なんと、337,800円!
確かに0歳~6歳まで使えて、収録されている問題数は10,000問!
問題に使われているイラストも繊細で、凝ったものが多く、モンテッソーリ教育などの教育法を取り入れているなら…仕方ないかもしれません。
そもそも、モンテッソーリ教育を取り入れているおもちゃや教材は大体高額なので、それくらいするのかな…という印象。
いや、でも月々2,000円~3,000円で天秤にかけていたのに、一気にうん十万すると…うーん…
けれど、この高額というデメリットが一気にコスパ最強に転じることがあります。
それは兄弟・姉妹での受講です。
天神では一度に3人まで追加料金なしで同じタブレットで学習可能です。
この特徴を生かして、兄弟・姉妹で受講すれば、一気に一人当たりのコストが下がります。
例えば、子供2人で0歳から6歳まで利用すれば、1人月額2,345円!
3人なら1人月額1,563円!
これならかなり低価格の部類に入ります。
もちろん、アカウントは別で作成するので、それぞれの子どもの学習カリキュラムや成果は個別に管理されます。
双子ちゃんや三つ子ちゃんはもちろん、年子など年齢の近い兄弟・姉妹がいる人はかなりお得に受講できますね。

兄弟・姉妹で1台のタブレットを使用
兄弟・姉妹で使えば1人当たりにかかる金額が少なくなる…ということをお伝えしましたが、使用するタブレットは1台です。
子供の興味をどんどん伸ばす天神だからこそ、タブレットの争奪戦が起こりそうですよね。
兄弟・姉妹で天神をするときは、最初に細かいルール設定が必要かもしれません。
また、1度に登録できる人数は3人までです。
4人以上はデータの登録は、天神に相談してくださいとのこと。
幼児が4人いる家庭もそうそうないかもしれませんが…
操作性がイマイチ
タップした時の反応が少し悪い気がします。
次の画面に進むのに、画面を2.3回タップすることがありました。
考えられる原因は2点。
- タップしてから起動するまでのタイムラグ
- 指が乾燥していて反応が鈍い
娘も私もかなりせっかちなので、ボタンをバシバシタップするのですが、次の画面の立ち上がりがワンテンポ遅いイメージでした。
また、大人の手が乾燥していて反応が鈍いのかな…とも思いました
天神専用のペンもあるのですが、無料お試しにはついていませんでした。
そもそも指で操作するほうが、脳にダイレクトに反応が伝わるということで、指での操作を勧められました。
ただ、天神のタブレット版は2020年8月にリリースした新しい教材です。
パソコン版では新規機能追加や問題データのアップデートがあるということなので、タップから起動までのタイムラグがある場合、タブレット版でも改善を期待したいですね。
小さい子は親の付き添いが必要
0歳から使えるタブレット教材ですが、小さい年齢の子供には付き添いが必要です。
私も膝に1歳の子供を乗せて、一緒にタブレットを使いました。
しかも、お試し期間中はあまり興味を持ってもらえず、脱走されることもしばしば…
子供が小さいころから使用するなら、子供が天神に興味を持つまでは少し大変かもしれません。
タブレット教材は、親の負担を減らしてくれる教材が多いので、その要領で使っていると「こんなはずじゃなかった…」となる可能性があります。
天神は、親の負担を減らすお助け教材というより、タブレットという特性を生かして、子供の可能性を最大限に伸ばす教材なので、そこは頭に置いておいてください。
天神のメリット

続いて、天神のメリットを確認しましょう。
天神は自主性を育んで、子供の才能を伸ばす教材なので、知識を得る教材に比べると、すぐに効果が出るものではありません。
ですが、お試しの4日間で子供が伸びる仕組みは理解できたので、特によかったと感じたところをお伝えします。
0歳から使用できる学習内容
タブレット教材で0歳から学習できるのは、天神のみです。
小さいうちはフラッシュカードやかずカードなどが主流になりますが、低年齢だからこそできる右脳のトレーニングが魅力的です。
小さいころから自主性を育めることが、天神のタブレットの一番の強みではないでしょうか。
しかも、天神のフラッシュカードは、日本語と英語を選べたり、読み上げスピードも調整できます。
英語教材でも言われることですが、発語する前に日本語以外の言語を取り組むことで、すんなり話したり理解できるようになるのだとか。
英語モードでもフラッシュカードは、子供の英語教育にも最適ということです。
そして、どの学習を選んでも、学習中には癒しを感じるクラシック音楽が…
モーツァルトの音楽をBGMに採用して、1/fのゆらぎによるリラックス効果が感じられるのだとか。
また、小さいころから学習に含まれている【よみきかせ】は、プロのナレーターが読み上げてくれます。
確かに、子供が聞いているのを一緒に見ていましたが、豊かに表現されていました。
小さいうちから、感性豊かなお話に触れるというのも素敵だなと感じました。
自動でカリキュラムを作ってくれる

天神では、目標設定をして、それに合わせて自動でカリキュラムを作成してくれます。
この目標設定は、大人が細かく設定が可能。
この技術は、天神が特許を取得しており、目標を立てるのも、カリキュラムを作成してくれるのも、他のタブレット教材にはない機能です。
小さいころから、計画性をもって学習を進められるし、親もあれもこれも手を出す必要がなくて安心です。
学習成果が見やすく、モチベーションが保てる

これも、天神にしかない機能ですが、学習成果がカレンダーで表示されます。
学習した日にはメダルが表示されて、タップすると、その日の学習内容が細かく表示されます。
メダルで埋まったカレンダーを見ると、モチベーションもアップします。
成長の過程が残せるので、ちょっとした思い出にもなりそうです。
ちなみに、カレンダーに表示されているメダルは『ゼニー』という、天神で使える通貨です。
ゼニーがたまると、タブレット内でシールと交換できて、シールをコレクションするという楽しみ方もできます。

ゼニーは常に右上に表示されているので、カレンダー以外でも確認できます。

カレンダー機能があるタブレットは、天神のみなので、こんなうれしい機能もあります。

日付の感覚が子供のうちから養えるね。
子供の個性に合わせて学べる
天神は子供の自主性を高める教材なので、いつでもすべての学習メニューをすることができて、好きなものはとことん追求できます。
そもそも、この手法はモンテッソーリ教育の仕組みが取り入れられています。

モンテッソーリ教育は、
自分でやりたいものを選ぶ
自分のやりたいことだと、集中しやすい
達成感や満足感を得る
繰り返して、反復する
能力を身につける
というサイクルで自己肯定感を育みます。
他社の毎月届く通信講座では、みんなで横並びに同じカリキュラムを進めるので、天神のようなモンテッソーリ教育の仕組みは再現できません。
また、天神では、苦手な学習を表示させない機能もあります。
苦手を除外することで、楽しい学習時間の邪魔をしません。

好きなものはとことん!
嫌いなものは無理しない!っていうスタイルで子供の自主性をのばしていくのよ。

好きなことがトコトンしていいなんて…
こんな勉強なら、いくらでもしたい!
答えを間違えても否定されない
天神では、正解すると『やったー!』『すごい!』『天才!』と、盛大にほめてくれます。
そして、間違えた時は、繰り返し問題をやりなおすのですが、その時も『およよ?』と優しく確認を促してくれます。
正解するまでチャレンジするからこそ、何度も『ブー』っと不正解を強調されると、なんだかあきらめたくなってきますよね。
正解の時は、親子で沢山喜んで、間違えた時は、優しく確認を促し、子供の学習をサポートしてくれるので、子供の自己肯定感も育ちやすく、継続できる教材となっています。
実際に、5歳の問題は難しいものも出てきて、娘も何度も『およよ?』と言われていました。
私も見ていて不安になりましたが、何度もめげずに続けてて、むしろ1回で正解しようと再度挑戦していることもありました。
機械が苦手な、アナログな人でも大丈夫

タブレット教材は、子供が感覚的に触れるので、あまり丁寧な説明がないものが多いのですが、天神は違います。
0歳から使えるということは、子供が小さいうちはママやパパがタブレットを操作する必要があります。
なので機械の操作が苦手…という人のために、充実したサポートがついています。
お試しタブレットを開封した時から、丁寧な説明付きで安心です。
もし、使ってみて不明な点があれば、ほぼ年中無休のサポートセンターに連絡すれば丁寧に回答してもらえます。
驚きなのは、対応時間!
平日は22時、土日祝でも19時まで対応してくれるので、学習中にわからないことがあってもすぐに助けてもらえます。
しかも、フリーダイヤルなのに面倒なガイダンスもなく、ストレスフリーです。
アフターサポートがしっかりしているので、安心して使うことができます。

サポートセンターの満足度は、驚きの98.5%!
ネットに接続しないから安心
タブレット教材としては珍しいのですが、天神はネットに接続する必要がありません。
ネットにつながないので、子供が勝手にインターネットにアクセスしてた…という心配もありません。
他の教材は、ネットへのアクセスの制限はありますが、Wi-Fi環境での使用が前提です。
Wi-Fi環境の設定はタブレット教材を始めるときに欠かせないちょっとした面倒なポイントですが、天神では面倒な初期設定がないので機械が苦手な人でも問題なく学習を始めることができました。
また、ネット環境に左右されないので、外出時など、ネット環境のない場所での学習も可能です。
【まとめ】天神はタブレットの特性を活かして子どもの『好き』を伸ばす教材

4日間天神を使ってみて、我が家では5歳の娘は興味津々、1歳の娘はちょっとよくわからない…というような反応でした。
付き添う親としては、子供が0歳~2歳のタブレットを1人で使えないうちは、こちらでサポートの必要があるので、他の通信講座ほど手間はかからないけど、タブレット教材の中では手がかかる部類に入るかもしれません。
タブレットが1人で使える年齢になってからは、自動読み上げや自動採点があるので、大人の出番は少なくなりそうです。
あたらめて、天神を試してみて感じた点をまとめてみましょう。
デメリットはこちら。
- タブレット教材の中では最高額!
- 兄弟・姉妹で使用するときは、1台のタブレットを一緒に使う
- タッチパネルの反応が悪く、要改善?
- 小さい子は親がマンツーマンで使う必要がある
続いてメリットをおさらいしましょう。
- 0歳から始めれらる唯一のタブレット教材
- 自動でカリキュラムを作成してくれる
- 成果が見やすく、モチベーションが保てる
- 子供の個性に合わせて学べる
- 答えを間違えても否定されない
- 機械が苦手な人でも安心して使える
- 唯一のインターネット不要のタブレット教材
最大のネックは価格面ですが、使い方次第では価格以上の成果が期待できると感じました。
ちなみに、天神のサポートでは漢字や英語が豊富なので、小学校低学年でも使っている子は多く、百人一首が入っているので中学生でも使っている子もいるのだとか。
あらためて、問題の幅広さを感じますよね!
自分のペースで学べるので、幅広い子供に対応できるのですが、特にお勧めしたいのは、
- 0歳~3歳の子供(脳の発達の関係上)
- 小学校受験を考えている
- 発達障害がある(可能性も含め)
- 兄弟・姉妹の年齢が近い
というような、子供たちを持つママです。
公式サイトや資料請求でも、具体的な問題が沢山載っているので、気になる人は一度確認してみてください。
収録されている問題を見てみるなら…
他社のタブレット教材と比較するなら、こちらも!